株式会社Daiが福利厚生の一環として「奨学金返還支援制度(制度を設けている企業一覧)」の導入を決めた背景を、社長の想いとともにご紹介。京都府の制度を活用することで、手当ての「1/2」を行政が補助してくれる仕組みになっています。京都に本社を構える会社として、若者の負担を軽減しながら地域貢献していく当社の想いを記事にします。
株式会社Daiが奨学金返還支援制度(代理返還)での肩代わりを決めた理由
「若者を借金漬けにしたらあかん、わけのわからんうちにハンデを背負わせたらアカン」
これが、株式会社Daiの代表(シュワッチさん)が、会社として社員の奨学金返済に関与しようと決意した原動力となる言葉です。
日本の大学生の約半数が利用しているとも言われる奨学金。しかし、社会に出ると同時に数百万円の「借金」というハンデを背負う若者たちの負担は、想像以上に重いものです。
なぜ今、株式会社Daiはこの福利厚生の導入へと踏み切ったのか。そこには、社長の若者への想いと、私たちが拠点をおく「京都」という街が抱えるリアルな課題への危機感があり、どちらにも意味のある試みだと確信したからです。
令和8年度スタート!京都府の支援がとにかく大きい

株式会社Daiでは、社員の経済的・精神的な負担を軽減し、安心してキャリアに挑戦してもらうための取り組みとして、以前から「奨学金返還支援制度」を導入しています。
実は京都府では、「就労・奨学金返済一体型支援事業」として、中小企業が従業員へ支給する支援金額の「2分の1」を自治体が補助してくれる非常に素晴らしい制度が整えられています。
通常、企業が単独で奨学金の返還手当を支給しようとすると全額が自社の負担になってしまいますが、この制度を活用することで、実質半額の負担で社員に対して手厚い還元を行うことができます。Daiとしても、この仕組みを早期から福利厚生の一環として積極的に取り入れてきました。
社会人になってからの毎月の奨学金返還は、想像以上に若手社員の生活やキャリアの選択肢を圧迫してしまうものです。
「手元のゆとりを増やして、自分の成長や暮らしに投資してほしい」 「京都に根を張る企業として、地域で働く若い世代をしっかり支えたい」
そんな想いから、私たちはこの京都府の支援制度をフルに活用し、メンバーが安心して長く活躍できる環境づくりを続けています。
京大生すら東京へ。京都が抱える「やばい」現状を変えたい
京都府がここまでの財政負担をしてでもこの「2分の1補助」という制度を推進する狙いは何でしょうか?
それは一言で言えば、「京都の大学を卒業した優秀な学生たちに、そのまま京都に残って働いてほしいから」なのではないでしょうか(社内のシュワッチさんもこう語っていました)。
現状、日本最高峰の頭脳が集まる京都大学(京大)の学生たちですら、卒業後の就職先は東京(都内)の大企業が圧倒的多数を占めています。これは京都に拠点を置く企業としてはもちろん、地域経済の活性化という観点で見ても非常にもどかしく、危機感を持つべき現状です。
せっかく京都で学び、この街の魅力を知ってくれた若者たちが、就職を機に東京へ流出してしまう。その大きな要因の一つに「都市部との賃金格差や生活コストの不安」があるのだとしたら、地元の企業が行政の力を借りてそこを肩代わり(カバー)してあげることで、「京都で暮らし、働く」という選択肢を提示できるはずです。
京都府の奨学金返還支援制度は、まさに企業と行政がタッグを組んで、京都の若者の未来を守り、この街に魅力的で優秀な人材を引き留めるための絶好の仕組みです。この取り組みに、株式会社Daiは大賛成ですし、これからも積極的に推進していきます。
株式会社Daiにとっても「若年層採用」と「離職率低下」の大きなメリットに
昨今、多くの若手ビジネスパーソンにとって大きなライフイベントの障壁となっている問題に対して、株式会社Daiでは、これを個人の課題として突き放すのではなく、企業が共に解決すべき重要な経営課題(エンゲージメント向上・人材育成)として捉えています
社員が経済的な心理負担から解放され、持てるポテンシャルを最大限に発揮できる環境を整えることこそが、中長期的な組織の成長、ひいては提供するサービスの質向上へと繋がると確信しているからです
制度の持続可能性と、対象となる社員にとっての「確かなゆとり」を両立させるため、社内で慎重に議論を重ねた結果、実用性を追求した独自の支給概要を定めるに至りました。弊社が未来への投資として本格始動させた、サポート制度の具体的な要件と概要は以下の通りです。
株式会社Daiの支援概要
入社1ヶ月目~36ヶ月目(1〜3年目): 月額 15,000円 を支給
入社37ヶ月目~72ヶ月目(4〜6年目): 月額 10,000円 を支給
※ただし、本人の実際の奨学金返済月額を超えての支給は行わないものとします。
社会人になってからの最初の3年間という、生活基盤が不安定になりがちな時期に手厚くサポート(月15,000円)し、その後も計6年間にわたって長く寄り添う設計にしています。
実際に制度を利用している社員数

現在、株式会社Daiではすでに8名の社員がこの奨学金返済制度を利用しています。 8名の若手社員が、毎月の返済負担を軽減しながら、日々の業務に励んでくれています。
最後に
今回は、福利厚生の一環として奨学金返済の件を取り上げさせていただきました。株式会社Daiでは、フルリモートを含むコーラルワークという働き方を提言しながら、会社の色を大きく反映させた多くの福利厚生も存在します。今後、紹介出来ればと思っております。
そして、今後も株式会社Daiは、この制度をフルに活用していきます。 若者たちにわけのわからないハンデを背負わせず、安心して京都の地で活躍してもらうために。そして、この大好きな京都の街に恩返しをするために、私たちはこれからも若者の未来へ投資を続けていきます。

