テレワークなら通勤時間がなくなるから、その分、朝に散歩したり仕事終わりに運動したりできそう。
……そう思っていた時期が、私にもありました。
現実は、パソコンを開けばすぐ仕事ができるからこそ、気づけば一歩も外へ出ないまま夕方。とはいえ、運動不足を解消するために、毎日ジムへ通ったり本格的なトレーニングを始めても続かない。
テレワークにおける運動不足はある意味永遠の問題です。
この記事では、テレワークで運動不足になりやすい理由と、仕事をしながら無理なく身体を動かす5つの方法を紹介します。
フルリモートで働く株式会社Daiの取り組みも紹介するので、「運動しなきゃとは思ってるんだけどね……」という方は、できそうなものから試してみてください。
テレワークはなぜ運動不足になりやすい?
テレワークでは通勤時間を削減できる一方、これまで意識せず確保できていた「体を動かす機会」まで減りやすくなります。
「浮いた通勤時間で運動すればいい」と思っていても、なかなか理想どおりにはいきません。ここでは、その理由を3つ紹介します。
通勤がなくなると想像以上に歩かない
テレワークでまず減るのが、通勤による歩行時間です。
- 自宅から駅まで歩く
- 駅構内を移動する
- 階段を上り下りする
- 駅から会社まで歩く
ひとつひとつは「運動している」という感覚がなくても、毎日の通勤では意外と体を動かしています。
私自身、リモートワークの日は家事をしていても1日1,000歩程度で終わることがあります。一方、出社した日は最低でも3,000歩ほど。
さらに昼食や夕食を外で済ませれば、5,000歩を超える日もあります。
もちろん歩数には個人差がありますが、実際に数字を見比べてみると、「通勤って、思っていたより運動だったんだな」と実感します。
仕事も生活も家の中で完結してしまう
出社をすると、昼食を食べに外へ出たり、帰りにスーパーへ寄ったりと、仕事に付随して自然と外出する機会があります。一方、自宅で仕事をしていると、わざわざ外へ出るきっかけがないこともしばしばです。
特に仕事が立て込んでいる日は、買い物へ行く時間すら惜しくなり、ネットスーパーや宅配サービスに頼ることも…。便利なサービスに助けられる一方で、「買い物ついでに歩く」といった日常の活動まで減りがちです。
だからこそ、意識しないうちに体を動かす機会そのものが減っていきます。仕事も生活も家の中で済ませられる
「これが終わったら」が永遠に終わらない
「運動不足なのはわかっているし、運動する気だってある」。それでもなかなか動けないのが、テレワークの難しいところです。
私も「この記事をもう一本書いたら歩こう」「この作業が終わったら運動しよう」と思うことがあります。しかし、ひとつ終われば次の仕事が目に入り、メールやチャットが届けばちょっと対応。
そのうち夕方になって、「……今日はもういいか」となることがしょっちゅうです。
テレワークでは、散歩や運動も仕事と同じようにスケジュールに組み込んでおかないと挫折しやすいと感じています。
テレワークの運動不足が続くとどうなる?
運動不足が続くと、身体にはさまざまな影響が出る可能性があります。
たとえば、テレビやネットで見たり医師から言われる運動不足のリスクには以下のようなものがあります。
- 肩こりや腰痛などの不調が起こりやすくなる
- 体力が低下する
- 体重が増加しやすくなる
- 2型糖尿病などの生活習慣病のリスクが高まる
実際に厚生労働省の「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」でも、デスクワークなど座って仕事をする時間が長い人は歩数が少なく、身体活動レベルが低くなる可能性があるとされています。
参照元:厚生労働省|健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023
私自身、リモートワークになってから体重増加や体力の低下を実感しています。
それに加えて、少し困っているのが「めんどくさがり度」まで上がりやすいこと。外へ出る必要がないと、メイクや着替えを省略し、買い物もネットで済ませるなど、どんどん動かない生活に慣れてしまいます。
【今日から実践】テレワークの運動不足を解消する5つの方法
運動不足を解消したほうがいいとわかっていても、仕事の前後にジムへ行ったり、毎日まとまった運動時間を確保したりするのはなかなか大変です。
そこでここからは、テレワークの一日の中に無理なく取り入れやすい、運動不足解消の方法を5つ紹介します。特別な道具も広いスペースも必要ありません。まずは「これならできそう」と思うものから試してみてください。
仕事の前後に10分だけ歩く
まずは、仕事を始める前や終わったあとに10分だけ歩いてみませんか?
もちろん、毎日きっちり10分歩く必要はありません。5分でもいいですし、朝と夕方の両方が難しければ、どちらか一方だけでもできたら花丸。
大切なのは、短い時間でも「仕事の前後に動く」癖をつけることです。
雨の日や外へ出るのが難しい日は、室内で数分間その場足踏みをするだけでもOK。「今日は歩けないからやめよう」ではなく、できる範囲で動いてみましょう。
1時間に一度は「大きく」動く
長時間座りっぱなしにならないよう、1時間に一度を目安に席を立ってみましょう。
トイレや飲み物を取りに行くために立ち上がるだけでも、座りっぱなしを中断するきっかけになります。でも、せっかく立ち上がったなら、それだけで終わるのはちょっともったいない。
その場で思い切り肩や腕をぐるぐる回したり、軽く屈伸したり、ぐーっと背伸びをしたり。仕事中にはなかなかしないような「大きな動き」を、ひとつプラスしてみましょう。
仕事に煮詰まったらとりあえずジャンプ
仕事に煮詰まって同じ画面を眺め続けているなら、いったん立ち上がってみましょう。そして、そのままとりあえず数回ジャンプ。
ジャンプした際に起こる足裏の刺激は、脳への血流アップや思考をクリアにする効果が期待できます。ほんの数秒でも、座りっぱなしだった身体を動かし、「ちょっと仕切り直そう」と仕事から意識をそらすきっかけになります。
ただし、集合住宅で本気で跳ねるとご近所迷惑になりかねません。その場合は、かかとの上げ下げや足踏み、思い切り背伸びをするだけでもOKです。
オンライン会議は立って参加
オンライン会議は、座って参加しなければいけない決まりはありません。仕事に支障がなければ、たまには立って参加してみましょう。
立っていると、座っているときよりも姿勢を保つために身体を使い、エネルギー消費量もアップ。さらに、長時間の座りっぱなしを中断できるのもメリットです。
会議がほとんどない仕事なら、スタンディングデスクや昇降デスクを使うのもひとつの方法です。メールを確認するときだけ、午後の30分だけなど、立って仕事をする時間をつくってみるのもよいでしょう。
ずっと立ちっぱなしになる必要はありません。座る、立つ、また座る。仕事をしながら姿勢を変えるだけでも、運動量は増やせます。
「エアー通勤」の時間をつくる
テレワークには通勤がありません。だったら、自分で「エアー通勤」の時間をつくってしまうのもひとつの方法です。
仕事の前後5分間を通勤時間に設定し、その間は掃除、ストレッチ、足踏みなど、好きな方法で身体を動かします。もちろん、最初に紹介した「10分だけ歩く」をエアー通勤にしてもOKです。
ただし、ここでも「毎日これをやる」とルールを決めすぎないこと。特に運動初心者は、しっかりやろうとするほど続かなくなるものです。
今日は掃除、明日は散歩、疲れていたら軽く伸びるだけ。エアー通勤くらい、本物の通勤より自由でいいのです。
フルリモートの株式会社Daiは運動不足にどう向き合っている?
Daiのフルリモートでの運動不足対策が伝わるイラスト。散歩しながらオンラインミーティングに参加する人、オンラインで一緒に体操するメンバー、健康促進費を活用して運動する人など、それぞれが自分に合った方法で身体を動かしている様子
フルリモートを取り入れている株式会社Daiにとっても、運動不足は他人事ではありません。
実際にDaiでは、リモートワークの弱点のひとつとして「運動不足」を挙げています。とはいえ、会社から「毎日運動しましょう!」と言われるわけではありません。
仕事の中で身体を動かしたり、自分に合った方法を選んだりできる仕組みがあります。
散歩しながらアサカイに参加するメンバーも
Daiでは、朝に各部で行われるミーティング「アサカイ」に、散歩をしながら参加してもOKです。実際に涼しい時期には、歩きながら参加しているメンバーもいます。
先ほど「オンライン会議は立って参加」を紹介しましたが、Daiでは立つどころか歩いている人もいるんです。
朝のミーティングと散歩を一緒にすれば、運動のために新しく時間を確保する必要もありません。
オンラインでもみんなで「体操タイム」
Daiでは、バーチャルオフィスツールを使った社内イベントのひとつとして、みんなで身体を動かす「体操タイム」も開催しています。
一人で仕事をしていると、「そろそろ動こう」と思っていても、つい後回しにしてしまうもの。そんなとき、みんなで体操する時間があれば、パソコンから離れて身体を動かすきっかけになります。
フルリモートでも、運動不足対策まで全部一人で頑張る必要はありません。オンラインだからこそ、離れた場所にいるメンバーと一緒に身体を動かすこともできます。
「健康促進費」で自分に合った運動を後押し
さらにDaiには、心身の健康維持・促進を目的とした「健康促進費」があります。対象となる活動やモノの購入に、月3,000円まで会社から補助を受けられる制度です。
運動に関するものでは、たとえば以下が対象です。
- フィットネスジムの会費
- レッスン・スクールの費用
- スポーツ施設の利用料
- 鍛錬器具の購入
「会社指定の運動をする」のではなく、ジムへ行く、スポーツを楽しむ、自宅で身体を鍛えるなど、自分に合った方法を選べるのがポイント。
テレワークでは、自分で体調や運動量を管理することも大切です。一方で、すべてを個人任せにするのではなく、身体を動かすきっかけや制度を会社側でも用意する。Daiでは、そんな両方から運動不足と向き合っています。
健康促進をはじめとしたDaiのユニークな福利厚生をもっと知りたい方は、次の記事もチェックしてください。
福利厚生について。株式会社Daiの現在の福利厚生をまとめてみた。求人に応募を検討中の方、会社の内情を知りたい方へ
テレワークの運動不足は「少し動く」から始めよう
テレワークを始めたからといって、浮いた通勤時間を毎日運動に使えるほど、人間は計画どおりには動けません。少なくとも私は無理でした。
だからこそ、「毎日30分歩く」「週3回筋トレする」と立派な目標を立てる前に、今の生活に何なら足せるかを考えてみてください。
仕事の前に少し歩く。トイレに立ったら伸びる。会議は立って参加する。煮詰まったら、いっそ跳ねてみる。まずはそれくらいからで十分です。
そして、テレワークの自由さは「家で働けること」だけではありません。自分に合った働き方を考え、仕事の進め方やコンディションを自分で整えていけることも、そのひとつだと思います。
株式会社Daiでも、散歩しながら参加できるアサカイや体操タイム、健康促進費など、メンバーそれぞれが自分に合った方法を選べる環境をつくっています。
自由に働く。でも、全部一人で頑張るわけではない。
そんなDaiの働き方がちょっと気になった方は、採用情報も覗いてみてください。
もしかしたら次は、あなたが画面の向こうで一緒に働き、ときどき一緒に身体を動かしているかもしれません。
気になった方は、当サイトの問い合わせフォーム、または公式サイトの採用情報ページから、気軽に声をかけてくださいね。
