「未経験OK」「完全在宅」「正社員」。
仕事を探すうえで、これらを魅力の3原則と考える人もいるのではないでしょうか。
しかし、条件が魅力的な求人には当然ライバルも集まります。経験者も応募してくるなか、未経験の自分は何で勝負すればいいのでしょうか。
この記事では、未経験から在宅正社員を目指すために、まずは自分がすでに持っている武器が何かを探すコツを紹介します。
未経験からでも在宅ワークの正社員は目指せる
結論から言うと、未経験からでも、在宅ワークができる正社員を目指すことは可能です。実際に「未経験OK」「在宅勤務可」といった条件の正社員求人もたくさんあります。
ただし、「未経験OK=経験やスキルを問われない」という意味ではありません。求人によって求められる経験やスキルは異なるため、まずは「自分は何が未経験なのか」を整理してみましょう。
「未経験」にはいくつかのパターンがある
ひとことで「未経験」といっても、その中身はさまざま。たとえば、次のようなケースが考えられます。
- 在宅勤務そのものが初めて
- 希望する職種で働いた経験がない
- 希望する業界で働いた経験がない
- 正社員や社会人としての経験が少ない
在宅勤務が初めてでも、希望する職種や業界で十分な経験がある人もいます。一方、社会人経験は長くても、これまでとはまったく異なる職種への転職を考えている人もいるでしょう。
何が未経験なのかによって、企業から求められる経験やスキル、応募時にアピールできるポイントも変わります。
求人に「未経験OK」の文字を見つけても、そこで安心するのはまだ早め。「何が未経験でも応募できるのか」「どのような経験やスキルが求められているのか」まで確認することが大切です。
職種や業界が未経験でも活かせる経験はある
希望する職種や業界が未経験でも、これまでの仕事で培った経験やスキルを活かせる場合があります。
| これまでの経験 | 活かせるスキル | 活かしやすい職種の例 |
| 接客販売 | ヒアリング力、提案力、顧客対応力 | 営業インサイドセールス、カスタマーサポート |
| 一般事務営業事務 | PCスキル、タスク管理、社内調整 | オンライン事務、営業アシスタント、カスタマーサポート |
| コールセンター | ヒアリング力、説明力、電話対応 | インサイドセールス、カスタマーサポート |
| 営業 | 提案力、顧客折衝、目標管理 | インサイドセールス、カスタマーサクセス |
| 店舗運営リーダー業務 | スケジュール管理、スタッフ管理、問題解決 | 営業・採用アシスタント、バックオフィス |
このように、「その仕事をしたことがあるか」だけでなく、これまでの仕事で何を身につけてきたかに目を向けると、未経験の職種でも活かせる経験が見つかります。求人を探す前に、自分の経験を「職歴」だけでなく「できること」に置き換えて整理してみましょう。
未経験OKなのに、リモートの正社員になりにくいのはなぜ?
「未経験OKの求人もあるなら、リモートの正社員になるのも簡単では?」と思うかもしれません。
ところが、「完全在宅×正社員×未経験OK」はなかなかの人気条件。リモートワークなら勤務地の制約が少なく、会社から離れた地域に住んでいる人も応募できます。そのぶんライバルも多く、条件のよい求人ほど狭き門になりがちです。
つまり、「未経験でも応募できる」と「未経験でも採用されやすい」は別の話。
経験者なら、これまでの実績や専門スキルがわかりやすい武器になります。では、同じ経験を持っていない未経験者は何で勝負するのか。
そこで大切になるのが、これまで別の仕事で培ってきた経験に加えて、「新しいことをどう学ぶか」「誰も隣にいない環境でも自分から仕事を進められるか」といった、仕事への向き合い方です。
未経験からリモートの正社員を目指すなら、企業がどんな「姿勢」を見ているのかも知っておきましょう。
未経験から在宅正社員を目指すなら「自律して働けるか」が重要
リモートワークは会社とつながって働いていても、仕事場は完全な個人空間です。仕事を始めるのも、集中するのも、困ったときに誰かを頼るのも、まずは自分から動かなければ始まりません。
だからこそ大切なのが、自分で自分をコントロールする「自律」です。では、リモートワークで求められる自律とは、具体的にどのような行動なのでしょうか。
分からないことを放置せず、自分から動ける
リモートワークでは、分からないことがあっても、隣の席の人に「これってどうするんですか?」とその場で聞くことはできません。チャットで質問しても、相手が取り込み中なら返事はしばらく先……なんてこともあります。
そんな環境で、誰かの返事が来るまで毎回仕事がストップしていたら、なかなか前に進みません。
まずは自分で調べてみる、過去の資料を確認する、それでも分からなければ質問する。すぐに答えが返ってこない環境でも、自分でできることを探して動く。
これもリモートワークで求められる自律のひとつです。
もちろん、分からないことを抱え込む必要はありません。「自分で動く」と「周囲を頼る」をうまく使い分ける判断が必要です。
仕事の進め方を自分で管理できる
リモートワークでは、自宅というプライベートな空間がそのまま仕事場になります。通勤もなければ、仕事中ずっと周囲に同僚がいるわけでもありません。
しかも自宅には、テレビ、家事など仕事以外のものがたくさんあります。気が散ってしまうこともあるでしょう。
だからこそ、仕事を始める・集中する・休憩する・再び仕事に戻る、といった切り替えも自分でコントロールすることが大切です。そのうえで期限や優先順位を確認し、必要な仕事を予定どおり進める能力が求められます。
必要なことを自分から共有できる
在宅ワークでも、業務タスクまで一人でするわけではありません。むしろ離れて働いているからこそ、意識してコミュニケーションを取る必要があります。
「予定より遅れそう」「ここで判断に迷っている」「この認識で合っているか確認したい」など、仕事を進めるうえで必要なことは自分から共有することが大切です。
画面の向こうにいる相手には、こちらの状況が見えません。「誰かが動いてくれる」は期待せず、必要なことは自ら動く。これも、リモート環境で安心して仕事を任せてもらうために欠かせない姿勢です。
未経験から在宅正社員を目指すときの応募ポイント
いざ応募する際に「未経験ですが頑張ります!」だけでは、経験者もいるなかで自分を選んでもらうのは難しいもの。これまでやってきたことや、未経験の仕事への向き合い方をしっかりアピールしなければ、採用チャンスが遠のいてしまいます。
応募するときは、次の3つを意識してみてください。
これまでの経験を「応募先でできること」に変換する
未経験の職種だからといって、これまでの職歴がリセットされるわけではありません。
たとえば接客・販売なら、ヒアリング力や提案力、事務なら、PCスキルやタスク管理など、これまでの仕事で身につけたもののなかに、応募先でも使えるスキルがあるはずです。
「何をしてきたか」だけでなく、「その経験を使って何ができるか」まで伝える。これだけでも、応募先から見えるあなたの職歴は変わります。
未経験を埋めるために「今やっていること」を伝える
未経験なのは、どうにもなりません。だったら、これからどうするかを見せるのがひとつの勝負どころです。
応募する職種について勉強している、仕事で使うツールを実際に触ってみたなど、すでに始めていることがあれば伝えてみましょう。「入社したら頑張って覚えます」より、「分からないから自分で調べてみました」のほうが、その人のこれからが見えてきます。
「在宅で働きたい」だけを志望動機にしない
「通勤したくない」「場所に縛られず働きたい」。在宅ワークを選ぶ理由としては、もちろんアリです。
ただ、それは自分が在宅で働きたい理由であって、企業側からすれば、あなたを取るメリットが全く見えません。
なぜこの仕事なのか、なぜこの会社なのか、そして自分なら何ができそうなのか。志望動機では「在宅で働けるから」で終わらせず、その会社で働きたい理由まで一歩踏み込んで伝えてください。
Daiが採用で大切にしてきた「これからのスタンス」
Daiでは採用において、これまでの業界経験だけでなく、「これからのスタンス」を大切にしてきました。
たとえば、ITやWeb、SaaSについて知らないことがあっても、興味を持って自分で勉強する。分からないことがあれば、そのままにせず、まずは自分で調べて解決しようとする。
最初から何でも知っていることを求めているわけではありません。
未経験だからこそ大切なのは、「何を知らないか」よりも「知らないことにどう向き合うか」。
これまでの経験を活かしつつ、新しい知識を自分から吸収していく。Daiでは、そんな「これから」を見せてくれる人と一緒に働きたいと考えています。
未経験でも「自律して働ける人」なら在宅正社員を目指せる
ここまで読んでみて、いかがでしたか?
「未経験から在宅正社員」と聞くと、少しハードルが高そうに感じるかもしれません。でも、これまでの仕事を振り返ってみたら、意外と活かせそうな経験が見つかった人もいるのではないでしょうか。
そして、分からないことはまず自分で調べる。自分で仕事のスイッチを入れる。必要なことは自分から伝える。
「それなら普段からやっているかも」と思えたなら、リモートワークへの適性は十分にありそうです。
未経験は、「できない」という意味ではありません。これまで身につけてきたものを持って、新しい仕事をこれから覚えていけばいい。
Daiでは、そんなふうに自分で考えて動きながら、新しいことに挑戦していける仲間を募集しています。
「自分にも合っているかも」「Daiではどんな仕事ができるんだろう?」と少しでも気になったら、ぜひDaiの求人ページをのぞいてみてください。
