みなさんこんにちは!広報のあちきばいけです。
株式会社Daiでは、毎朝の「アサカイ(朝会)」の中で、各部署のメンバーがその日の日経新聞朝刊から気になる記事をピックアップし、話し合う場を設けています。「今、社会で何が起きているのか?」をとらえ、私たちの事業にどう生かせるかを全員で考える、Daiの大切な習慣です。
そうそう、前回の記事の最後で少し触れましたが、なんと先日、日経新聞社の方が実際にDaiのアサカイを視察しに来てくださいました! 私たちのこの地道な習慣をご覧いただけたことは社員一同良い刺激になったと思います。残念ながら開発のアサカイには顔を出さなかったみたいですが、次また機会があれば、全てのチームを見てもらいたいですね。
今回は、先々週にGMがあったため、日数が少なかったので、先週と合わせて今回はピックさせて頂き、広報目線のコメントを交えてお届けします!
日経新聞ピックGA(総務・経理)事業部
【2026/06/10 開催】担当はモンテ卿です。
モンテ卿のピックアップ記事
〈信用調査ファイル〉再エネ、業容拡大がアダ 協議難航、私的整理かなわず
モンテ卿「今日ピックアップしたのは、ある再エネ企業が急激な業容拡大の末に、法的整理へ向かうことになった信用調査の記事です。
この会社、創業時は年数億円規模で風力発電を手がけていたんですが、そこから太陽光、木質バイオマス、地熱発電と次々に手を広げて、2022年には年商約90億円にまで急成長しました。ところが、ウッド・ショックによる木材価格の高騰や、機器トラブルによる発電停止、さらに地熱発電での崩落事故などが重なり、一気に約7億円の赤字へ転落。私的整理での再建を目指したものの、協議が難航してしまったという事例です。
ここから学びたい今日のテーマは、『損益分岐点の高い装置産業は、外部環境の変化に耐えるのが困難である』ということです。
発電所のような装置産業の一番の怖さは、『事業が止まっても固定費は止まらない』点にあります。売上が減れば仕入(変動費)も減らせる『商社』のようなビジネスモデルとは、ここが決定的に違います。
これを分かりやすく、僕らが『たこ焼き屋』を開いたとして考えてみてください。 たこ焼きが売れた分だけ増えるタコや小麦粉の代金が『変動費』。売上からその変動費を引いた残りが『限界利益』です。そして、たこ焼きが1個も売れなくても毎月引かれる店舗の家賃や社員の給料が『固定費』になります。
つまり、結論を言うと『限界利益は、固定費を払うためのお金』なんです。
今回の発電事業も全く同じで、見るべきは売上の規模ではなく『限界利益が固定費を超えられるかどうかの勝負』だったんですよね。僕たちの事業に置き換えても、この固定費と限界利益のバランスを全員が意識しておくことが、外部環境の変化に負けない強い組織を作る上でめちゃくちゃ重要だなと思い、共有しました」



さすがモンテ卿!たこ焼き屋さんの例え、めちゃくちゃ分かりやすいですね!ビジネスの基本でありながら、ついつい見失いがちな「限界利益」の本質を突いた素晴らしいシェアです。
私たちDaiのビジネスに置き換えて考えてみましょう。Daiが展開するITサービスやシステム開発は、初期投資や維持費としての「固定費」が発生する一方で、ユーザーが増えた際の「変動費」が比較的低く抑えられるという強みがあります。つまり、損益分岐点を超えた後の限界利益率が非常に高いビジネスモデルと言えます。
しかし、今回の記事にあるように、急激な業容拡大の裏で「もしシステムに予期せぬトラブルが起きたら?」「外部環境が激変したら?」というリスクヘッジを忘れてはなりません。「売上の規模」だけに踊らされることなく、「現在の固定費に対して、どれだけの限界利益を確実に積み上げられているか」を全社的な共通言語として持っておくこと。
これこそが、Daiが持続可能でタフな企業であり続けるための最大の教訓なのかもしれませんね。
セールス部
【2026/06/09 開催】担当はのりおさんです。
のりおさんのピックアップ記事



今回、高齢者のスポットワーク利用、例えばタイミーなどの登録数が1年間で2倍に急増しているというデータに着目しました。
ここから僕が強く感じたのは、『明確なメリット』と『直感的で簡単なシステム(やさしいUI/UX)』さえ用意されていれば、70代の方であってもデジタルツールは十分に使いこなせるんだ、ということです。
『シニアだからITは無理』と決めつけるのではなく、迷わせない仕組みを作ることがいかに強力かという証拠ですよね。これは僕たちが日々プロダクトを作ったり提案したりする上でも、年齢に関係なく誰もが直感的に使えるシステムを追求する、という視点がめちゃくちゃ大事なのではないでしょうか。
また、ここからさらに一歩進んだ未来への問いとして、『今のAI世代やDX世代がそのままシニアになったとき、一体どういう働き方が当たり前になっているだろうか?』ということも、ぜひ皆さんと考えてみたいと思って共有しました。



のりおさん、いつも顧客や世の中の「現場のリアル」を捉えたセールスらしい素敵な共有をありがとうございます!完結に、要点を捉えて記事に関するコメントをいくつか書いてくれているので、ピックしやすくて何度ものりおさんをピックしちゃってます。
「高齢者だからデジタルは使えない」というバイアスを綺麗に覆すエピソードですね。Daiが提供するシステムやサービスにおいて、この視点は極めて重要です。どんなに高度な機能を備えていても、使う人が迷ってしまうUI/UXでは意味がありません。セールス活動においても、「このシステムなら、どんな世代の担当者さまでも直感的に使いこなせますよ」と自信を持って提案できることは、強力な武器になります。 これからの超高齢化社会を見据え、あらゆるユーザーに「やさしい」体験価値を先回りで提案・実装していく姿勢を、Daiのプロダクトのスタンダードにしていきたいですね!
みんなでサポートし合える環境がDaiにはありますので、私もできるだけ長く一緒に働きたいですが、さすがに老害になってきたら教えてもらいたいと思っています。
開発部アサカイ
【2026/06/19 開催】担当はまっこりさんです。
まっこりさんのピックアップ記事
対話が生む「欲しい」に照準 オープンAI、グーグルに対抗 広告収入16兆円見込む



OpenAIが日本で展開する対話型広告は、ユーザーの文脈や悩みにリアルタイムで寄り添うシステムであり、従来の検索広告からパラダイムシフトを起こすものだそうです。
対話型広告という新しい仕組みそのものも興味深いですが、数あるチャットツールの中でも「ChatGPT」という名前はもはや代名詞というか、どう転んでもやっぱりブランドとして強いよね、という話になりました。



世界の最先端テクノロジーと市場のパラダイムシフトに敏感な開発部ならではのピックアップですね!OpenAIが狙う「ユーザーの文脈や悩みにリアルタイムで寄り添うシステム」は、まさにこれからのWebやアプリケーション開発のトレンドそのものです。
Daiの開発チームにとっても、この「対話型」や「ユーザーの文脈を汲み取るAIの活用」は、今後の自社サービス開発において避けては通れない、そして大きなチャンスとなる領域です。
さらに、まっこりさんが指摘した「名前が代名詞になるほどの強さ」というブランド論。これは広報である私の胸にも深く刺さりました。 Daiがこれから世に送り出すプロダクトやサービスも、特定の領域で「〇〇といえば、やっぱりDaiだよね」と言われるような、圧倒的な認知と愛着を持たれる存在(代名詞)に育てていきたい。エンジニアリングの力とマーケティング・広報の力を掛け合わせて、そんな強いブランドを一緒に作っていきましょう!
CS(カスタマーサポート、サクセス)部
【2026/06/16 開催】担当はトングさんです。
トングさんのピックアップ記事



昨年、出生数が増加したのは3県のみ。出生率が増加したように見える地域もありますが、それは分母となる「若年女性の流出」が進んでいるだけで、実際は子供が増えているわけではないという現実があります(20代女性の流出ランキングワースト2位は愛媛)。
地方には仕事がなく、都会には仕事があるけれど子育てのハードルが高く両親を頼れない。仕事が無ければみんな出ていくし、日本の出生率は下がり続けるだろうなーと感じています。



数字の表面だけを見ず、その裏にある「分母が減っているだけ」という構造的な問題(データの罠)を見抜くトングさんの視点、さすが顧客の状況を深く観察するCS部ですね!
この「地方の雇用問題」と「都会の子育てハードル」というジレンマは、まさに現代社会の大きな課題です。そしてこれは、Daiという会社にとって非常に意義深いテーマでもあります。柔軟な働き方やリモートワークを推進し、場所を選ばずに成果を出せる環境を作っているDaiだからこそ、地方に住む優秀な人材に「素晴らしい仕事」を提供し、都会に行かなくてもキャリアを築ける選択肢を作ることができるはずです。
私たちの事業や組織が拡大することは、巡り巡って「地方の雇用創出」という社会課題の解決にダイレクトに繋がっています。目の前の顧客のサクセス(CS)に尽くすことが、結果として社会のためになる。自分の持ち場でベストを尽くすことの大切さを、改めて実感させられる共有でした。
先週と先々週のアサカイを振り返って
今週も、財務の裏側にあるリスク管理、UI/UXがもたらすシニア層の行動変容、既存の概念を覆すAIのブランド力、そして数字のから見る出生率まで、日経新聞の記事をフックに各部署で非常に深いディスカッションが行われました。
同じ新聞を読んでいるはずなのに、GA、セールス、開発、CSと、それぞれのフィルターを通すことでこれだけ多様で実りある「Daiの成長のヒント」に変換される。これこそが、私たちが誇るアサカイの文化ですね。
それでは、また次回の「週刊Daiの目」でお会いしましょう!広報のあちきばいけでした!





