まいどです!株式会社Dai広報のあちきばいけです。
今回は、2026年6月25日・26日の2日間にわたって幕張メッセで開催された、日本最大級の無料テクノロジーイベント「AWS Summit Japan 2026」に当社の開発部メンバーが総勢で突撃してきました!
このイベントは基調講演やクラウド、最新AIなどをカバーする一大祭典。会場で浴びた最先端のイノベーションの熱量をそのままに、参加していない社内メンバーや読者の皆さんに向けて、「Summitのここを語る!」をテーマにした社内LT(ライトニングトーク)会を開催しました。
7月3日までに各自テーマを早い者勝ちでエントリーし、Google Meetの文字起こし機能などを駆使して行われたLT会。本日はその様子を、参加していない社内メンバーや、未来の仲間にも分かりやすいよう、発表者の生の言葉(概略)と広報の私のコメントをセットにして、そこそこ伝わる様に記事にします。
【AWS Summit Japan 2026 発表】社内LT会・前半戦のレポート
今回のLT会は、時間を厳守する男・三叉路さんの「かなり時間をカツカツにしてあるので、バーっと進めていけたら」という感じでスタートしました。
テーマ:「知り合いが増える現象」(担当:何チューさん)

何チューさん「行った感想としては、サービスを見るとか聞くとかじゃなくて、そこで知り合った人とかと現場で直接会話して話せるっていうリアルな交流がすごく楽しかったし、印象的でした。
技術的な気づきで言うと、数年前までどこでも言われていた『ゼロトラストセキュリティ』という言葉をすっかり見なくなったなと。でも概念がなくなったわけじゃなくて、当たり前のようにIAM(アイデンティティ管理)で管理していく文化として正当に進化しているんだなと感じました。
あと、9月に秋田で開催されるでっかいイベント『JAWS FESTA』、24時間ぶっ通しでオンラインセッションをやるくらい熱くてデベロッパーの居場所になるのでぜひみんなにも参加してほしいです。
ただ、交通費とか宿泊費とかかかるので、湘南乃角さんにもちょっと相談しなきゃなんないんですけど、いくらか補助があったら嬉しいなと思ってます。



ブースを回るだけでなく「現場での生身の交流」にデベロッパーとしての価値を見出す何チューさん、良いですね。
ゼロトラストがバズワードから「当たり前の文化」になったということも、なんかそういうことを繰り返していくんでしょうね。商売キーワードと言うか。
そして秋田のイベント費用補助の件、湘南乃角さんへの直球おねだり作戦、湘南乃角さんが不参加で空振りでしたね。
テーマ:「都市OS」(担当:おーいさん)





私が紹介するのは、KDDIさんが連携している高輪ゲートウェイシティのスマートシティ構想です。前職でも関わりがあってスマートシティには興味があったんですが、都心部の港区という影響力の大きい場所でデータが連携されているのがとにかく印象的でした。
響いたのは、カメラ分析、イベント、天気などの多様なデータを集約させてアプリに統合する『都市OS(データ連携基盤)』という概念です。これを聞いている時、ちよすさんたちと『こんなに街の中でデータ連携されたら、もしかしてBカートってなくなっちゃうんじゃないか……』って帰りの新幹線で怖くなって調べ直したんです。
でも、Bカートが扱うBtoBには独自の商習慣や機密情報があるのでなくならないと思いました。逆に、このスマートシティにBカートを連携させたら勝手に在庫管理や発注をしてくれる世界が作れる。大きなチャンスを秘めているなとワクワクしました!



「街の進化によって自社サービスが消えるかも」という危機感から、新幹線で猛勉強して「逆にスマートシティをBカートがハックする」という野望に転換したストーリー良いですね。
Bカートの広がる野望。拡大させていきましょう。
テーマ:「OSSのベクトルデータベース milvus」(担当:ふぇありぃさん)





ドキュメントやマニュアルの管理はどこの会社も課題ですが、その解決策となるRAG(検索拡張生成)の構築に必要なベクトルデータベース『Milvus(ミルバス)』の話を聞いてきました。
1つのデータに文字列と画像のベクトルをセットで持たせられるマルチベクトル対応や、キーワード検索とベクトル検索の比重を裏側で調整できるハイブリッド検索がオープンソース(OSS)なのに対応しています。
ただ、僕が話を聞いたブースの担当の人がものすごい英語でしか喋ってこなくて(笑)。シエラさんとか英語ができるメンバーと一緒にいればよかったなと後悔してますが、公式ドキュメントやチュートリアルも充実しています。データが増えても耐えられるスケーラビリティの高さが最大の売りですね



ふぇありぃさんがブースで英語が分からずに「プライス表どれ?」としか聞けなかったというお話もありました。そういうの良いですね。
テーマ:「PHPer、AWS Summitへ行く」(担当:シエラさん)





今回初めてサミットに参加しました。PHPのコミュニティには行ったことがあって、そのくらいの規模感を想像していたら、全く桁違いで完全にお祭りでした(笑)。
各企業のノベルティの豪華さにも終始圧倒されっぱなしだったんですが、そこで一つ大きな課題を感じたんです。AIとババ抜き勝負をしたり、エンタメ感はあるけれど、裏側でAWSのどのサービスが使われていてアーキテクチャがどうなっているのかが、自分に知識がないと理解できなくて楽しめないなと感じました。
Vevnarさんや三叉路さんに噛み砕いて説明してもらいながら、ちゃんと理解して実務に落とし込むにはしっかり知識を身につけなきゃいけないと痛感しました。
なので、今年中に『AWS Certified Solutions Architect – Associate』の資格を頑張って取ります!」



お祭りの規模感に圧倒されるだけでなく、「知識がないと100%楽しめない」という悔しさをバネに、その場で資格取得の意思表明をするシエラさん、非常に良きですね。
「帰りの新幹線でスマホのバッテリーが死にかけたので、来年はモバイルバッテリーを持っていきます」という学びも披露されてました。着実に成長する人の意識の持って行き方ってこんなんなんかな。
テーマ:「「AI搭載」だけでは、もう驚かない」(担当:魔王さん)



一通りいろんなブースを回りましたが、正直、全然驚かない感じでした。
どこもテーマがAI一色でしたけど、例えばプレゼンファイルを動画化するサービスを実際に見たら、ただスライドを動画にしてるだけで、品質的によくなかった。
なぜみんなそんなにAIを使いたがっているのかちょっと分かりません。 あとはゲームをAIエージェントが自動生成するブースもあって、デザインや音楽を選んでゲームをやってみたんですけど、できたゲームはまだまだ未完成だと思った。
ゲームをやっていない人はすごいと思うかもしれないけど、本当にゲームをやっている人からしたら『それゲームじゃない』。と思いました。なんであんなものを展示しているのか、正直驚きました。



熱狂する世の中のAIブームに対して、ここまでハッキリと「できたゲームは未完成」とぶった斬るのはリアルな感想で良いですね。
「AIを搭載しているから凄い」という思考停止に陥らず、成果物のクオリティや実用性をシビアに見極める魔王さんの視点は、自社開発を行う組織として非常に重要だと思います。
今は未完成だけど、そのうち進化はしていくでしょうね。ただ、LLMはそのうち進化が鈍化して、進化の先にはプライベートLLMやSLMなど、特化型AIが開拓していく未来になりそうです。個人的にはLLMあまり興味ないんですよね。最初からその先に興味ありです。
テーマ:「Introducing AWS DevOps Agent」(担当:Massiさん)
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私は『AWS DevOpsエージェント』について話します。デプロイ前のコードレビューなどは自社でも仕組みがありますが、メリットが大きいのはデプロイ後(SRE)の領域です。
夜中の2時とかにインシデント(システム障害)が発生した際、人間が起きるのには時間がかかるし、頭がまだ寝ていて対応が遅れるかもしれない。でもこのエージェントを使えば、自動でリソースのマッピングやログ・メトリクスを読み込んで自律的に根本原因分析(RCA)を開始し、解決策を提案してくれます。
AWSのスローガンにある 『Shift from Reactive response to Proactive prevention(後手に回る対応から、先手に回る予防へ)』 はまさにその通りで、インフラをプロアクティブに防止・改善していくために、Bカートでも今後検討したい素晴らしい機能です。



「夜中の2時に起きた人間の頭は寝ている」というエンジニアのリアルなあるあるを交えつつ、AIエージェントによる障害の自動調査の価値を教えてくれたMassiさん。
後手に回らないプロアクティブな防止構造、Bカートのインフラ強化に繋がる報告ありがとうございました。
【AWS Summit Japan 2026 まとめ】後半戦のレポート
休憩が明け、ここからは後半戦へ突入です。
テーマ:「君の名は…」(担当:7^7さん)



僕が紹介するのは、ちよすさんと一緒に参加したセッションで学んだ、オープンソースのAIエージェントSDK『Strands Agents(ストランズエージェント)』です。
サポート言語はPythonとTypeScript。LLMにワークフローのコントロールやツールの選択・呼び出しを任せて、複数の推理をループさせながら課題を解決する『モデルドライブエージェント』という設計哲学を持っています。
特徴的な要素はシステムプロンプト(役割・制約)、モデル、ツールの3つ。役割をガチガチに定義しておかないと何でも答えるチャットGPTみたいになってしまうんですが、これを使うことでエージェントの働く範囲を細かくコントロールできます。
今後、社内ツールや個人用エージェント、サービスのオプションとしてぜひ作っていきたいです。



うん、これは自分には難しかった。知識足らずで申し訳なし。
テーマ:「コーヒーを求めて(serverlesspresso)」(担当:いちぶ海さん)
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私は世界中のAWSイベントで大人気の体験型ブース『Serverless Espresso(サーバーレス・エスプレッソ)』について報告します。AIにスライドを作らせたら『ラーメンっぽいデザイン』になって出てきたのはご愛嬌ということで。
仕組みとしては、スマホでQRコードを読み取ってコーヒーを注文し、バリスタがコーヒーを抽出して完了するまでのプロセスを、LambdaやEventBridge、Step Functionsといった完全なサーバーレスアーキテクチャで制御する名物企画です。
スマホやバリスタのアプリがそれぞれ直接マイクロサービスを呼び出したり、5分以上入力がないとタイムアウトするイベント駆動型の制御を肌で体験できました。正直コーヒーを飲みたい一心で並んだんですが(※ちよすさんは並びすぎて飲めなかった)、初心者にも優しく学習のハードルが下がる素晴らしい展示でした。



いちぶ海さんが美味しく飲んだコーヒーの裏側で、イベント駆動型のサーバーレスがどう動いているのかを初心者向けに分かりやすく解説してくれたレポートでした。
お隣にいたちよすさんが、大行列で結局コーヒーを飲めなかった、というお話、ちよすさんが、もうええわ。並んでまで飲むもんじゃないわ。黒い液体。と言う感じだったのでしょうかね。
テーマ:「Agentic Commerceのいま、これから」(担当:ちよすさん)
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Bカートの顧客にあたる小売店がAIをどう業務改善に活かしているのかを調べるため、小売ブースを見てきました。
そこで共有されたのが『Agentic Commerce(エージェントコマース)』の未来です。
消費者がAIを介して商品を検索・自動購入する仕組みですが、注目すべきは事業者同士(M2M:マーチャント・ツー・マーチャント)の自動化です。在庫が切れた事業者のエージェントが、仕入れ先のエージェントに対して自動で発注を依頼し、エージェント同士が連動して動くという、Bカートの未来に直結する話が出ていました。
2026年にGoogleとShopifyが発表したばかりの共通プロトコル『UCP(ユニバーサルコマースプロトコル)』など、アメリカではすでに安定稼働しています。日本はポイント経済圏が強いのでどう適合してくるか、誤発注への対策はどうするか、日本に上陸する前に今から準備して考えていく必要があります。



あれこれある中で、しっかり「Bカートの未来の流通」を見据えてエージェント同士が自動で発注し合う社会(M2M)の動向を掴んできたちよすさん。
最初に、おー。関係値深いところ持ってきたー。さすがーと思いました。
2026年最新のUCPプロトコルの覇権争いなど、ECの未来を変える重要な問題提起でした。
AIエージェントに買わせるAIとか、騙すAIとか出てくるのかもですね。
テーマ:「Clickhouseって何?美味しいの?」(担当:Vevnarさん)



まず、サミットの初日に大事件がありまして、チェックイン時間が5分過ぎたから飛行機に乗れませんと言われて、僕は乗ることができませんでした。スタッフに強く言われて、多分僕、すごく怖い顔をしてたと思う(笑)。別の飛行機を急遽予約してなんとか行きました。
本題ですが、ブースにあった『ClickHouse(クリックハウス)』というデータベースについて話します。データを1行ずつ処理するOLTP(MySQLなど)に対して、列(カラム)指向でデータ分析に特化したのがOLAPという種類です。 実はCSチームがAIサポートボットの大量のログ分析に使っている『Langfuse (ラングフューズ)』の裏側でも、このClickHouseが使われています。
AI時代はサポートボットが膨大なチャットログをぐちゃぐちゃに大量に吐き出すので、それを1秒以内に100万行単位で一瞬で読み込めるOLAPデータベースは、今後AIと非常に相性が良い最高の技術です。



5分遅れて飛行機への搭乗を断られ、チケットを買いなおしたなんて話もありましたが、無事行けて良かったですね。ちなみに、私も入社前に名古屋の展示会に顔を出して、帰りに飛行機の搭乗の窓口の締め切り時間を過ぎることが予想出来たので、あらかじめ航空会社に連絡し、事情を説明して、無理だと言われました。そこで「無理なことは理解しています。窓口の方に連絡だけしておいてください。無理なら無理で良いので、何とか全力で走って行きます。それでもダメならダメで良いですから」と伝えて行ったら5分ぐらいオーバーしてましたが、話は伺っております。私に付いてきてくださいと言われて、そのままスーッと搭乗口まで案内してもらえました。その様な場合も、誰にどの様に伝えるかによって結果が変わることが多いですね。
AIが大量のログを吐き出す時代だからこそ、OLAPであるClickHouseの処理の速さがAIと抜群に相性が良いということでした。ふむ、私は、しっかり理解してないんですけどね!
テーマ:「たこ焼き革命」(担当:ソフトガイさん)



サミットはどこもAI一色でしたが、私はたこ焼きを作っているAIロボットの展示が面白かったです。本物のたこ焼きではなくプラスチックの球だったんですけど(笑)、AIが調理そのものをするのではなく、『画像解析によって、たこ焼きをひっくり返すかピックアップするかを正確に判断する』という使い方が非常に有用だし、AIが強い部分です。
AIの画像認識は、医療の画像診断で内臓の変なところを見つけるといったポジティブな使い方がたくさんあります。しかし一方で、例えば中国で導入されているような、街中のカメラで個人の顔を識別して悪いことをすると点数が減る『ソーシャルポイントシステム』のような使われ方もあります。
点数が0以下になると銀行も使えなくなる。AIの画像認識の強さが、人類への大量監視社会(マスペースバリアンス)にならないといいな、というのをブースを見ながら色々考えていました。



たこ焼き革命って最初のタイトルの入りから、私が個人的に一番好きな発表でした。ただ面白いのを選んだなっていうことです。
人を管理する仕組みについての懸念については分かります。名目次第で人はそれを許していく可能性が高いですね。監視される社会は加速されていくんだろうな。
テーマ:「Strands Agents使ってみた」(担当:まっこりさん)
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僕は、さっきロン(7^7)さんが紹介してくれた『Strands Agents』を、自分が個人で開発・運営している植物管理アプリ『うちの子植物園』(ユーザー150人、植物400登録超)に実際に導入してみました。
実装したのは、植物の視点から1ヶ月のお世話の履歴や地域の気象情報を振り返って、飼い主にメッセージを届ける『うちの子からのお便り』という新機能です。
実際の画面がこちらなんですが、エージェントを実行すると、『まっこりさんへ。窓際で過ごした6月、私にとって大きな変化の月でした。月の初め、緑の葉が2枚ピンと開いていたの覚えてますか?(中略)月の終わりには茎が20cmほど伸びて、先っぽには小さな目を準備しています。これからも頑張りますよ!』 みたいな便りが届きます。
複数のエージェントを並列で動かすことで、巨大な1つのLLMでやるよりも精度向上とコスト最適化を両立できました。今後はこの知見をBカートでも活かせるか検討したいです。



サミットで技術を知ってからLT会までのわずかな期間で、自分の個人アプリにStrands Agentsを突っ込んで「並列エージェントによるコスト削減とエモいお便り機能」を実際に形にしてしまったまっこりさん、行動力素晴らしい。行動力って、私かなり重要だと思ってます。
ちなみに、このアプリ開発について、私、意見したこともあるので、なんだかアプリ自体の成長が嬉しく思います。将来的にアプリが流行った時には「ワシが育てた」と言っても良いですか?
テーマ:「SLMなどAgentic AIの可用性」(担当:三叉路さん)
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今回は、質疑応答も交えてお伝えします。



私は現地ではなく、後日配信でfreeeさんのセッションを拝見したので、その内容とBカートへの適用方針を共有します。
今のAIの潮流として、何でもできる巨大なLLM(ChatGPTやClaudeなど)ではなく、パラメータ数80億(8ビリオン)程度の特定のタスクに特化させた『SLM(Small Language Models:小規模言語モデル)』を自前でホストして動かす流れが来ています。
実際、freeeさんは領収書などを読み込むOCR機能において、全ての処理をLLMに任せるのをやめ、自前で1万件のデータを用いてチューニングしたSLM(Amazon EKS上でホストした、NVIDIAのGPU搭載のEC2 G6eインスタンス)に切り替えました。その結果が本当に凄くて、ソネット(Claude 3.5 Sonnet)と比較して 『精度が10ポイント向上・速度5倍に高速化・実行コストは1/50に激減』 させたそうです。
複数のエージェントを連携させるマルチエージェントシステムの潮流においても、このSLMは非常に相性が良いとされています。



「実行コスト1/50」はすごいですね。
私はLLMはどこまで行ってもある程度、まあまあだね。が限界だと思っている人なので、自社のSLMこそ、自分たちが使うなら最強のアウトプットを出してくれると考えているので、最も興味があった発表でした。
テーマ:「国交省、AIで審査業務を変える」(担当:ちゃありいさん)
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私は裏側の細かいアーキテクチャの話よりも、実際にどういうソリューションをAWSが提供していて、どう使われているのかを中心に見てきました。そこで見つけたのが『AI書類審査ソリューション Rapid(ラピッド)』というブースです。
なぜ引っかかったかというと、元々自分が国交省の人間だったからなんです。実際に現場で書類の審査をかなりやっていて、めちゃめちゃ時間もかかるし申請者とのやり取りも面倒くさいという過去の経験があったので、それがAIでどう解決されるのか気になりました。
国交省の住宅局で導入されているんですが、去年の4月に法改正があって急に審査項目や対象物件数がめちゃくちゃ増えて現場がピンチになったのがきっかけだそうです。
このRapidは、AIが書類や図面を元にチェックリストを作成し、それを人間が確認・承認した上で自動チェックに回すという 『ヒューマン・イン・ザ・ループ(Human-in-the-Loop)』 の考え方が採用されています。間にAIは入れますが、最終的な責任は人間が担保すべきであるという思想ですね。国交省のようなお堅いところで使うにはちょうどいい仕組みです。
これをベースに国交省用にカスタマイズして、わずか2ヶ月でリリースできたそうです。今まで国交省側と申請者の間で数日〜数週間かかっていたやり取りが、なんと30分以内でAIが画面上で自動チェックして回答を返してくれる。業務がかなり削減されたんじゃないかと思います。
UI(画面)を見ても、Amazonのサービスにしてはかなり画面がシンプルでまともだなという印象でした(フロントはReactを使っているそうです)。まとめとして、『国交省、意外とやるじゃん!』という印象を持ちました。



元国交省のちゃありいさんだからこそ語れる「審査業務はめちゃくちゃ時間がかかるし、やり取りが面倒くさい」という泥臭い本音交じりで、めちゃくちゃ説得力がありました。
何でもAIに丸投げするのではなく、最終責任は人間が持つという「ヒューマン・イン・ザ・ループ」の思想、そしてAmazonにしてはUIがまともというコメントが良きです。



はい、みなさんありがとうございました!
予定は1時間半でしたけど、全然時間が足りなかったですね。巻きでしたがすいません、次回また考えたいと思います。
では、最後の締めをちよすさんお願いします。



実際に現場に行ってみないと分からないことが本当に多くて、会場の大きさやブースの展示を体感できたのが良かったです。
本当にAIばかりだったけれど、民間だけじゃなくて自治体や国(国交省など)といったところが実際にAIを実務へ導入し始めている温度感を肌で感じられたことが、すごく大きな成果でした。
また今後の業務に、この熱くなった気持ちを生かしていきたいです。
まとめ
このオウンドメディアも、綺麗に整形されたありきたりな文章やネタを眺めるだけでは面白くありませんよね。今回のLT会で飛び出した各メンバーの生々しい知見や、まっこりさんのように「すぐ自分のアプリにStrands Agentsを突っ込んで試してみる」という自律性と行動力こそが、株式会社Daiの最大の強みでありカルチャーです。
今回のLT会は私も参加して聞かせて頂き、三叉路さんが事前にお願いしていた通り、内容の文字起こしデータをすべて共有ドライブへ集約してくれたので、今回このように記事としてお届けしております。私なりに編集しまとめました。なるべく伝わるようにと思って手を加えたつもりです。
もっとここはこの様にした方が良いですよという意見があれば教えてもらえたら幸いです。
それでは、また次の記事でお会いしましょう!広報のあちきばいけでした!



