みなさんこんにちは!広報のあちきばいけです。
株式会社Daiでは、毎朝の「アサカイ(朝会)」の中で、各部署のメンバーがその日の日経新聞朝刊から気になる記事をピックアップし、話し合う場を設けています。「今、社会で何が起きているのか?」をとらえ、私たちの事業にどう生かせるかを全員で考える、Daiの大切な習慣です。
8月に入り、夏本番の暑さが続いていますね!今週のアサカイは、自動車業界の地殻変動や会計基準、消費税減税の税制変更がシステムに与えるリアルな影響、最新の国産AIトレンド、そしてAIがもたらす思考のアップデートまで、部署ごとの専門性が光る内容となりました。
それでは今週も、担当者のコメントと広報目線のメッセージをセットにしてお届けします。
GA(総務・経理)部
【2026/08/04 開催】担当はモンテ卿です。(今回は2記事ピックです!)
モンテ卿のピックアップ記事(BYDの襲来と戦略)
ラッコ襲来(中)BYD、地方がEV主戦場 給油所半減、揺らぐ「国民車」軽の前提 自宅充電商機広がる
モンテ卿中国のEV大手・BYDが日本の地方都市を主戦場に攻め込んできているという記事です。アサカイで話してみましたが、社内ではまだ『ラッコ(BYDの小型EVの愛称等)』の話題で盛り上がっている地域はないようでした。
EV自体が日本ではまだ完全に市場に浸透し切っていないので、これからどう攻めていくかが注目です。日本の自動車メーカーがこのBYDの動きに対してどう対抗していくのかは見物ですね。



モンテ卿、黒船とも言える外資系EVの日本市場攻略という、業界の地殻変動に目をつけるGAらしい素晴らしい着眼点です!
地方のガソリンスタンド半減や「軽自動車前提」の崩壊など、市場の前提がガラリと変わる瞬間は、既存のプレイヤーにとっては脅威ですが、新しいサービスを提案する側にとっては大きな商機(チャンス)です。
Daiが展開するビジネスにおいても、「これまでの業界の当たり前」が崩れる瞬間をいち早く察知し、変化する顧客のニーズに先回りして対応していく柔軟性を持ち続けたいですね!
モンテ卿のピックアップ記事(商用車サブスクの税務)



トヨタのKINTOのような、任意保険までコミコミの商用車カーリースに関する記事です。
これは2027年4月1日以後に開始する事業年度から強制適用される『新リース会計基準』(これまでオフバランスだったリース資産を、原則すべてバランスシートに資産・負債として計上するよう義務付ける新基準)の対象とはならない小規模法人にとって、税務処理の簡素化も含めてメリットが大きいサービスとなっています。



新リース会計基準の改定という専門的な法改正のトレンドを押さえつつ、それが「小規模法人にどう影響するか」まで見抜くのはモンテ卿の財務・会計スキルですね。
法改正や会計基準の変化は、バックオフィスだけでなく、Daiが顧客に提供する各種BtoBシステムやサービス設計にとっても極めて重要な要素です。制度変更によって生じる顧客の「業務負担(税務の煩雑化など)」を、システムや提案の力でいかにシンプルに軽減(簡素化)してあげられるか。
法改正をリスクではなく「顧客への価値提供の機会」として捉える姿勢を大切にしていきたいですね。
セールス部
【2026/08/06 開催】担当はのりおさんです。
のりおさんのピックアップ記事(消費減税について)
初の消費減税、食品1% 1人年3.6万円負担減 政府決定 中低所得層の恩恵薄く、財源に外為特会案



酒類・外食を除く食料品の消費税率を、現行の8%から1%に引き下げる(2027年4月〜2029年3月の2年間限定)という政府の決定についてのニュースです。財源確保や2年後に元に戻せるのかといった課題もあり、アサカイの反応としては『まぁ安くなるのは嬉しいけど…』という声が多数でした。
また、我々の主力プロダクトであるBカートへの影響を考えてみると、税率自体は変更できるので大きな問題はありません。ただ、厳密に言えば今回の処置は従来の軽減税率の対象とはまた違う枠組みになりそうなので、税率選択のプルダウンを増やす必要があるかも?という実装面の議論にも発展しました。



のりおさん、「生活者としての感覚」から「Bカート(自社プロダクト)への影響」へと視点を切り替える、マーケティングとしての当事者意識が素晴らしい。
「消費税1%減税」という社会のニュースに対して、「システムの設定変更で対応できるか?」「UIのプルダウン項目を増やす必要があるか?」という現場レベルの課題にすぐ思いが至るのは、日頃から顧客の運用を考えている証拠です。
社会の制度変更(税制改正など)に対して、セールスチ部が真っ先に課題をキャッチし、開発チームと連携して「Bカートなら法改正も即座にスムーズ対応!」と顧客に案内できる体制を作っておくこと。これこそが、強みになるでしょうね。
開発部アサカイ
【2026/08/05 開催】担当はまっこりさんです。
まっこりさんのピックアップ記事(国産AIのサカナAI「フグ」について)



注目を集めるサカナAIの『フグ』が一般提供されるという記事です。開発方針そのものはさておき、個人的には『このフグが各社のAI Agent(エージェント)を統制し切れるのか?』という点が少し心配ですね。
彼らがやろうとしている構想の本質は、AI同士が対話・連携する『A2A(Agent to Agent)』の世界観かなと思って見ています



単なるニュースの表面をなぞるのではなく、「A2A(Agent to Agent)」というAI同士が連携する次世代アーキテクチャの文脈だと仮説するまっこりさん、流石は開発部。
これからのシステム開発において、人間とAIの対話だけでなく、「AIエージェント同士が裏側で連携して処理を完結させる(A2A)」という世界観は避けて通れません。
Daiの開発チームがこうした最新のAIアーキテクチャの潮流やリスク(統制し切れるかという視点)を常に観察していることは、今後のプロダクト開発における強力な武器になります。 最先端のテクノロジーを冷静に見極め、自社のサービスにどう組み込めるかを考えていけたら良いですね。
CS(カスタマーサポート、サクセス)部
【2026/08/06 開催】担当はみさえさんです。
みさえさんのピックアップ記事(ブランド観とAI)



AIは単に答えを検索して出すだけでなく、私たちが無意識に持っている判断基準を見つけ出したり、当たり前を問い直したりする『相棒』にもなり得るという事例です。記事の中では、AIがファッションの素人だからこそ、プロのデザイナーが無意識に避けていた表現を提案できたという話がありました。
これって仕事でも同じで、『なんとなくこう処理しているけど、理由を言語化するのは難しい』ことってありますよね。そこをあえて言葉にしてみることが、AIの活用だけでなく、チーム内での仕事の共有や引き継ぎにもすごく役立つなと感じて共有しました



みさえさん、「AIをプログラミングの道具としてではなく、人間の無意識のこだわり(ブランド観)を言語化する相棒として捉える」という、気づきをありがとうございます。
CS(カスタマーサクセス)の現場でも、「ベテランメンバーが感覚でやっている対応」や「なんとなく大切にしている対応基準」といった暗黙知がおそらく存在するのだと思います。
みさえさんが言うように、それをあえて言葉にして整理(言語化)してみることは、AIへの学習やチーム内のノウハウ共有において効果を発揮します。
ちなみに、私自身も人に何かを伝えるときの言語化に苦労しますが、「言葉にしにくい感覚をあえて言語化してみる」というこの取り組みは自分でもやってみたいですね。
自分の感覚を言葉にできた瞬間って良い気分ですし、伝わるということは、チームの絆も深まりますよね。CSチームの「温かい暗黙知」がどんどん言語化されていくのを楽しみにしています。
今週のアサカイを振り返って
今週も、EVの波がもたらす市場の変化、税制改正によるシステムへの具体的影響、AI同士が連携する最先端アーキテクチャ、そして暗黙知を言語化するAI活用まで、日経新聞の記事をフックに実り多きディスカッションが行われました。
日経新聞という同じ情報を前にしても、GA、セールス、開発、CSがそれぞれの専門フィルターを通すことで、単なる「知識」が「明日からの事業に活きる知恵」へと見事に変換されていきます。この素晴らしい循環こそが、Daiのアサカイの強みです。
それでは、また次回の「週刊Daiの目」でお会いしましょう!広報のあちきばいけでした!






