「インサイドセールスをやりたいと知人に話したら、やめとけと言われた」
「ネット調べるとネガティブな意見が多くでてくる……」
このような経験から、インサイドセールスへの挑戦を迷っている方も多いのではないでしょうか。事実、希望を抱いてその職についたものの、心身への負担やミスマッチに悩む人は少なくありません。このようなトラブルを防ぐには、「やめとけ」と言われる理由を知り、そのうえで自分に合うかどうかを見極めることが重要です。
本記事では、インサイドセールスが「やめとけ」と言われる理由と、挑戦すべきか判断する基準、そして無理なく続けるためのポイントを解説します。ネガティブな意見に不安を感じている方は、ぜひ参考にしてみてください!
インサイドセールスとは?|お客様の課題解決を支援する仕事
インサイドセールスとは、電話やメール、オンライン商談ツールなどを用いて、非対面で営業活動を行うお仕事です。中長期的な関係構築を目的としており、顧客の検討度合いや状況に応じて、段階的にアプローチします。
具体的には、顧客が抱える課題やニーズをヒアリングし、解決につながる提案を行います。そのうえで検討度合いが十分に高まったタイミングを見極め、商談・受注を担当するフィールドセールスへと引き継ぐのが一般的な流れです。
一方で「架電件数ノルマに追われるテレアポ的な仕事」というイメージを持たれることも少なくありません。しかし、私たち株式会社Daiは、本当のインサイドセールスとは顧客の課題解決を支援するクリエイティブな職種だと考えています。
なぜインサイドセールスは「やめとけ」と言われる?
インサイドセールスは課題解決をサポートする重要な仕事ですが、「やめとけ」と言われることが多いのも事実です。
ここでは、インサイドセールスにネガティブな意見がある、その理由を整理していきます。
プレッシャーや業務量により心身が消耗しやすい
インサイドセールスはデスクワークが中心であるものの、架電件数や成果に対するノルマが課された場合、それが大きなプレッシャーとなるリスクがあります。日々、数字を追いかけながら、試行錯誤する作業はメンタルの負担になりがちなのが実情です。
また、非対面の業務はデジタルツールで効率化しやすい反面、業務密度が上がりやすい側面もあります。特に近年はAIの活用が広がり、「マルチタスクで生産性向上!」という風潮が強くなりました。
結果として業務時間は変わらないものの、仕事の量だけが増え、より心身の消耗を招きやすくなっています。実際、厚生労働省の調査でも、多くの人が仕事の量を強いストレスの要因として挙げています。
周囲に理解されにくく、環境によっては孤独を感じやすい
インサイドセールスは非対面コミュニケーションを活用する、比較的新しい仕事です。先進的である一方、周囲に業務内容を理解されにくいのが実情です。「ずっと座ってて気楽なもんだよね」「本当に仕事してるの?」といった心無い言葉を投げかけられた経験を持つ人も少なくありません。
孤独を感じやすい点も、インサイドセールスの特徴です。個人プレイが基本の業務形態であり、チームメンバーや顧客と直接顔を合わせる機会も少ないため、環境によっては孤独を感じることがあります。厚生労働省の別調査でも、テレワークをする従業員の16.6%が孤独感や疎外感を感じると回答しており、リモートワーク環境ではこの傾向が特に表れやすいと言えます。
相手の反応が見えず、手応えや感情をつかみにくい
テキストや音声でもある程度の温度感は伝わりますが、対面と比べて表情や場の空気からの情報はどうしても少なくなります。「業務的な文面すぎて、どのくらい好意的なのか読めない」「そっけないけれど、嫌われてないかな?」と感じることも多く、それが心の負担になることも少なくありません。
また、非対面コミュニケーションでは、前向きな返事なのか断り文句なのかも判別しづらいのが実情です。加えて、商談化した後はフィールドセールスに引き継ぐことが多く、手応えや達成感を感じにくいという側面もあります。こうした感覚が積み重なると、自分の仕事に意味があるのか分からなくなりがちです。
身に付くスキルと業務内容が会社ごとに大きく異なる
商談の多くを自ら手がける営業職と比較すると、スキルアップやキャリア形成につながりにくいと感じる人がいるのも事実です。会社によってはテレアポ業務が中心となることも多く、契約成立やフォローまでのスキルまで身につかないというケースもあります。
加えて、クリエイティブなセールスをイメージして入社した場合、業務と理想のギャップに悩む可能性が高いです。会社の方針や体制によって異なりますが、スキル向上やキャリア形成につながらない場合がある、想定した業務内容とのミスマッチが起こりやすい点は留意しておきましょう。
「やめとけ」を踏まえたうえで|挑戦すべきか判断する3つの基準
ここまでの内容を見ると、本当に選んでも良いのか、気持ちよく働けるのか不安になってしまう方も多いのではないでしょうか。ですが、ネガティブな情報だけで判断して諦めてしまうのは、正直もったいないと感じます。
そこで次は、挑戦すべきかを判断するための基準をご紹介します。
非対面であっても円滑にコミュニケーションを取れる
インサイドセールスでは、非対面であっても円滑にコミュニケーションを取れることが重要です。もちろん、接客や営業の仕事で培ってきた対人スキルは、非対面の場でも十分に活かせます。
ただし、実際の業務では、基本的に相手と直接顔を合わせません。そのため、表情や空気が伝わらないことを前提とした工夫に加え、Web会議やメール、電話といったツールの特性への理解も求められます。これらの工夫やツール特性を理解するステップが苦にならない、または普段から実践できているならインサイドセールスへの挑戦を検討する価値は十分にあります。
インサイドセールス・希望する業界への強い関心と熱意がある
インサイドセールスという仕事そのものに強い関心と熱意を持っていれば、多少つらい場面があっても前向きに取り組みやすくなります。また、非対面コミュニケーションならではの難しさや、克服するための工夫も、やりがいのある取り組みとして捉えられるでしょう。
一方、希望する業界への関心は、日々のモチベーションを支える土台になります。扱う商品・サービスへの興味関心にもつながるため、顧客の課題により深く踏み込んだ提案がしやすくなるはずです。こうした関心・熱意を持てるほど、インサイドセールスの仕事もうまく回っていきやすくなります。
しなやかなメンタルと自律性を備えている
トラブルがあっても立ち直り、前向きな行動を起こせるしなやかなメンタルもインサイドセールスに欠かせない要素です。人と関わる仕事である以上、お断りの言葉をもらったり、人間関係のトラブルに発展したりすることもあります。このような場面をセルフケアや考え方で切り抜け、成長の糧とすればキャリアアップやスキル向上にもつなげられます。
また、インサイドセールスの業務には、自ら進んで調べ、解決や改善に持っていく自律性も欠かせません。自律性があれば、コミュニケーションが不足しがちな環境でも円滑に働けます。お客様にも自発的に寄り添えるため、最適な提案ができ、結果として評価や成果にもつながります。
挑戦に前向きな人へ。無理なく続けるために重要なこと
挑戦を決めた方に向けて、ここからはインサイドセールスとして無理なく働き続けるために意識したいポイントを紹介します。あわせて、私たち株式会社Daiの取り組みも紹介します。
オンとオフを確実に切り替え、休む時はしっかり休む
インサイドセールスはデジタルツールを活用するため、プライベートな時間にも自宅で情報を整理する、資料を作成するといった働き方も可能です。しかし、オンとオフの切り替えが曖昧になると、常に仕事モードになってしまい十分に休息をとれません。特にリモート中心の働き方の場合、通勤という区切りがないため、この傾向が顕著になります。
中には休まず働き続けられるタフな方もいますが、真似をして心身の疲れを放置し続けると不調をきたすリスクもあります。仕事ができなくなるばかりか、プライベートも十分に楽しめなくなるため、オンとオフは意識して切り替えましょう。
コントロールできない部分に悩まず、できることに力を注ぐ
世の中には、自分の力では完全にコントロールできないものも多数存在します。相手の感情や反応、世の中の大きな動きなどが代表例です。これらの要素を変えようと思考を巡らせても、解決の糸口はなかなか見えて来ません。必要以上に悩むと、心の負担が増加したり、無力感を覚えたりするリスクがあります。
一方で、コミュニケーションやセールスのスキル、業務効率といった自分に起因する要素は努力次第で十分に改善が可能です。加えて、成果につながる確率も底上げできるため、無理なく仕事を継続しやすくなります。
自分に合った環境・文化の会社を選ぶ
ミスマッチを防ぐ一番の近道は、自分に合った環境や文化を持つ会社を選ぶことです。「想像と違った」「快適に働けない」といったトラブルを防ぐためにも、気になる会社については十分にリサーチしましょう。
ぜひチェックしておきたいのが、以下の3点です。
インサイドセールスが担当する範囲
セールスの方針や評価基準
働く環境や求められる人物像
あわせて、企業の価値観を確認すると、よりミスマッチを防止しやすくなります。
株式会社Daiのインサイドセールスの場合
私たち株式会社Daiは、インサイドセールスをお客様の課題解決を支援するクリエイティブな仕事と考えています。顧客のDX推進や課題解決を裏側から支援するポジションであり、表面的なヒアリングで終わらせず、課題の本質にまで踏み込んで支援します。
具体的な業務は、SaaSプロダクトBカートのオンライン商談や訪問による提案、導入後のフォロー、社内外の関係者との連携などです。一方で、こちらから一方的にアプローチする架電や飛び込み営業、個人の商談数・契約数に対するノルマ設定は行っていません。数字を追うだけの営業ではなく、お客様に本当に必要な支援を考えて届ける、創造的なお仕事です。
リモート前提の働き方と、それを支える仕組み
Daiは、社員全員が完全フルリモートで働く組織です。ただし、私たちが目指しているのは出社の置き換えとしてのリモートワークではなく、他者や環境とも支え合いながら働くための前向きな働き方です。これを、サンゴが周囲の生き物と支え合いながら生きる姿になぞらえ、「コーラルワーク」と呼んでいます。
こうした働き方を支えるため、日々の情報共有や雑談文化、バーチャルツールでの交流、社内イベントなど、孤独感を抱えずに働ける工夫を取り入れています。さらに、自宅での快適なお仕事や自己投資・健康維持を支援するための手当が用意されていることも魅力のひとつです。お客様だけでなく、そこで働くメンバーや関わる人も心地よくあれる環境をつくることこそ、Daiの目指す未来です。
まとめ:自分の適性を知り、最適な環境を選ぶことが納得のいくキャリアにつながる
インサイドセールスが「やめとけ」と言われる背景には、理想とのギャップが発生しやすく、メンタルや体調の管理が難しい事実があります。ただし、これは職種そのものの良し悪しというより、環境との相性に左右される面が大きいものです。
自分の適性や性格、強みを振り返り、それに合った環境を選べば納得のいくキャリアにも十分につなげられます。まずは、そもそもインサイドセールスに向いているか、どのようなキャリアを築きたいかを考えるところからはじめ、挑戦するかを検討してみましょう。
また、株式会社Daiは、自律的に行動できる人が無理なく挑戦し続けられる環境づくりを大切にしています。「やめとけ」をはねのけ、快適に自走できる環境で活躍したい方は、ぜひ求人ページを覗いて一緒に働く未来を想像してみてくださいね。
