「テレワークで働きたい」と思う理由は何でしょうか。
満員電車に乗らなくていい。毎日会社へ行かなくていい。上司の目を気にせず仕事ができる。働く場所だって、もっと自由に選べる。
たしかに、テレワークには「自由」という言葉がよく似合います。
でも、少しだけ視点を変えてみましょう。
あなたの姿が上司から見えなくなるということは、上司からもあなたが見えなくなるということです。
何をしているのか。仕事はどこまで進んでいるのか。困っていることはないのか。オフィスならなんとなく伝わっていたことも、離れて働けば意識して伝えなければわかりません。
この記事では「メリットはこれ、デメリットはこれ」と単純に分けるのではなく、テレワークという働き方を、働く人と会社の両側からひっくり返して見ていきます。
自由に働くとは、どういうことなのか。
株式会社Daiが実践している働き方も交えながら、一緒に考えてみましょう。
テレワークは「自宅で働くこと」だけじゃない
「テレワーク」と聞くと、自宅で仕事をする姿を思い浮かべるかもしれません。しかし、自宅で働く「在宅勤務」はテレワークのひとつにすぎません。
そもそもテレワークとは、情報通信技術を活用して、普段勤務するオフィスから離れた場所で働くスタイルを広く指す言葉です。
そのため、代表的な働き方には次のようなものがあります。
| 働き方 | どこで働く? |
| 在宅勤務 | 自宅 |
| サテライトオフィス勤務 | 本来の勤務先とは別のオフィスや施設 |
| モバイル勤務 | 移動中や出張先など |
会社のルールや仕事内容によっては、コワーキングスペースなどを利用できるケースもあります。
つまり、テレワークの特徴は単に「会社へ行かなくていい」ことではなく、働く場所の選択肢が広がることです。
毎日決まったオフィスへ集まらなくても、仕事はできる。では、そんな働き方によって、私たちの仕事や暮らしはどう変わるのでしょうか。
テレワークは自由?まずは働く側から見てみよう
働く側から見たテレワークの大きな魅力は、やはり自由度が高くなることです。まずは素直に、働く側から見たメリットを考えてみましょう。
通勤に使っていた時間を自分に使える
テレワークのわかりやすいメリットが、通勤時間を減らせることです。これまで通勤に使っていた時間を、睡眠や家事、運動、趣味、家族との時間などに使えるようになります。
また、満員電車や道路の渋滞など、通勤そのものによる身体的・精神的な負担を減らせるのもメリットです。
働く場所の選択肢が増える
会社のルールが許せば、自宅やサテライトオフィス、コワーキングスペースなど、予定や仕事内容に合わせて働く場所を選べます。さらに、出社を前提としない会社なら、「会社へ通える場所に住む」という制約そのものが小さくなります。
働きたい会社が東京にあるから東京近郊に住む。転勤になったから引っ越す。
そんな「仕事に住む場所を合わせる」という当たり前も、テレワークなら変えられるかもしれません。
自分の仕事に集中しやすくなる
オフィスでは、電話や周囲の会話、急な声かけなどで作業が中断されることがあります。テレワークなら、自分に合った仕事環境を整えることで、目の前の作業に集中しやすくなるでしょう。
ここまでを見ると、テレワークはいいことだらけに思えます。通勤しなくていい、場所を選べる、自分の仕事に集中しやすい。
でも、ここで視点を180度変えてみましょう。
あなたが「自由になった」と感じているその変化は、会社から見るとどう映っているのでしょうか。
そのメリット、会社側から見てもメリットですか?
ここまで紹介してきたテレワークのメリットを、今度は会社側から見てみましょう。
| 働く側から見ると | 会社側から見ると |
| 上司の目を気にせず働ける | 働いている様子が見えない |
| 自分のペースで仕事を進めやすい | 進捗を把握しにくい |
| 一人で集中しやすい | コミュニケーションが減りやすい |
| 場所を選んで働ける | 労働環境や情報の管理が難しくなる |
こうして見ると、働く側にとってのメリットが、そのまま会社側のデメリットになるケースがあることがわかります。テレワークの自由度が高まるほど、会社側にはこれまでとは違った管理の難しさが生まれるのです。
「見られない自由」は「見えない不安」になる
オフィスなら、上司は部下の様子や仕事の進み具合をある程度把握できます。しかし、離れて働くテレワークではそうはいきません。
働く側にとっては上司の目を気にせず仕事に集中できる一方、会社側からすると、勤務状況や進捗、困りごとが見えにくくなります。
厚生労働省のガイドラインでも、テレワークは労働者が使用者と離れた場所で勤務するため、使用者による管理の程度が相対的に弱くなるとされています。
働く側にとっての「見られない自由」は、会社側にとっての「見えない不安」でもあるのです。
「一人で集中できる」は「コミュニケーションが見えにくい」にもなる
一人で集中しやすい環境も、会社側から見ると別の課題が生まれます。
オフィスなら「ちょっと聞いてもいい?」で始まる会話も、テレワークではチャットを送るなど、誰かが意識して行動しなければ始まりません。その結果、必要な情報が共有されなかったり、誰かが困りごとを抱えていても周囲が気づけなかったりする可能性があります。
「一人で集中できる環境」は、「チームの状況をつかみにくい環境」にもなり得るのです。
「場所を選べる」は「働く環境を管理しにくい」にもなる
働く場所の選択肢が増えれば、会社が一人ひとりの労働環境や情報管理の状況を把握することも難しくなります。
オフィスなら会社が通信環境や設備を整えられますが、自宅やコワーキングスペースなどでは環境がそれぞれ異なります。情報漏えいを防ぐための対策も必要です。
では、会社が管理しやすいように、報告を増やす、働ける場所を制限するなどのルールを設ければ解決するのでしょうか。
確かに管理はしやすくなるかもしれません。
でも――。
自由を減らせば、本当にテレワークはうまくいくのでしょうか。
Daiが大切にしているのは「自由」だけではなく「自律」
株式会社Daiも、テレワークを取り入れている会社のひとつです。
京都本社や東京オフィスへ通勤しているメンバーはおらず、北海道から沖縄まで、全国各地のメンバーがオンラインで仕事をしています。
もともと東京に住んでいたのに、あえて北海道へ引っ越したメンバーもいます。
ここまで見てきたように、テレワークには働く側の自由度が高まる一方で、会社側からは仕事の様子や進捗が見えにくくなるという側面があります。
では、Daiは社員を細かく管理することで、その「見えにくさ」を補っているのでしょうか。
Daiが大切にしているのは、管理を増やすことではなく、一人ひとりが自分で考えて行動する「自律」です。
誰もそばで見ていないからといって、好きなように働けばいいわけではありません。
上司が隣にいなくても「今、自分は何をするべきか」を考える。やるべきことに優先順位をつけ、自分から動く。必要があれば、自分から周囲に相談したり情報を共有したりする。
Daiが「コーラルワーク」と呼ぶ働き方で大切にしているのは、単に会社へ行かずに働くことではなく、自由な環境のなかでも、一人ひとりが自律して仕事を進めることです。
テレワークの自由を活かせるかどうかは、会社の制度だけで決まるものではありません。
そこで働く人が、その自由とどう向き合うかも大切なのです。
こんな人なら、Daiでテレワークの「自由」を活かせる
だからDaiが求めているのは、ただ「自由に働きたい人」ではなく、その自由のなかで自律して働ける人です。ここまで見てきたテレワークのメリット・デメリットを振り返ると、Daiで活かせる力も見えてきます。
| テレワークでは… | だから、こんな力が活きる |
| 上司から仕事の様子が見えにくい | 指示を待たず、自分で考えて動ける |
| 進捗や困りごとが伝わりにくい | 必要なことを自分から共有・相談できる |
| 何気ないコミュニケーションが減る | 離れていても自分から周囲と関われる |
| 働き方の自由度が高い | タスクや優先順位を自分で管理できる |
誰かに指示されるのを待つのではなく、自分で「今、何をするべきか」を考える。わからないことがあれば自分から聞く。困っているなら周囲に伝える。そして、自分の仕事に責任を持つ。
そんなふうに、自由な環境だからこそ自分から動ける人なら、Daiでもその力を発揮できます。
「働く場所は自分で選びたい。でも、仕事まで誰かに管理してもらいたいわけじゃない」
そう思える人なら、Daiのテレワークという環境は、自分らしく力を発揮できる場所になるでしょう。
【まとめ】「自由に働く」の意味を、もう一度考えてみよう
「テレワークで自由に働きたい」
この記事を読む前と今とでは、この「自由」という言葉が少し違って見えているのではないでしょうか。
会社に行かなくていい。働く場所を選べる。上司がすぐそばにいない。
それは確かに、テレワークのメリットです。
でも、上司がそばにいないなら、自分で考える。仕事の様子が見えないなら、自分から伝える。誰かと離れて働くなら、自分からつながりにいく。
自由に働くとは、誰にも管理されず好きに働くことではなく、自分で自分の仕事を動かせることなのかもしれません。
Daiが大切にしている「自律」も、そのために必要なものです。
働く場所を自分で選びたい。そして、そこでどう働くかも自分で考えたい。そう思えたなら、Daiの求人を一度のぞいてみませんか?
